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活魚を扱うのは難しい

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BA8A95C5-E338-4612-9175-6AE43BACCEFE.jpeg年一回の水槽の海水交換のために知多半島の先端の師崎に来ています。

当たり前ですが目の前が海なので新鮮な海水が調達できますが、内陸の店舗では水槽の海水をいい状態で維持するには非常に手間がかかります。過去には水質維持の為に薬剤を入れたりとか活性剤を使ったりとか様々な方法を聞いておりましたが当店ではその様なことはしておりません。

現在お世話になっている活魚屋さんは名古屋駅柳橋市場にありますが、週一回大きな水槽車に海水を大量に積んで市場内の水槽の入れ替えを欠かさず行っております。

見た目には生きている活魚も弱々では美味しくありません!弱いふぐは特に顕著に味に表れます。

今シーズンは10月から天然とらふぐを扱う機会が増えております。

5B16AC62-D70B-43D8-AB55-F6B79EFB3D0D.jpeg見た目には判別は難しいかもしれませんがおびれがしっかりしていて魚体がすらっとしており、虎模様に薄く銀色の光沢があります。

私はふぐを当店の水槽に移してから長く生かすことはせずに数日で締めるようにしています。ふぐが弱ってからでは活魚を扱う意味がありません。

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内蔵を抜いて袋詰めにしたふぐ。熟成も兼ねて一週間以内で使い切ります。

シーズン初期は天然物もご用意できる時があります。ですが当店は天然物だからといって敢えて過剰に宣伝する事はしません。養殖物でも十分に高品質なふぐ料理がご用意できる自信があります。

天然物はこれから更に高価になっていきます。

皆様にふぐを身近に感じていただける取り組みをこれからも維持して参ります。

秋も着実に進んでます

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B09A7081-23BF-434F-ACFF-45B3C77DA3F0.jpeg飛騨高山の松茸が送られてきました。

8月の長雨の影響で例年より成長がいいようですね。

ですが、今頃でしたら飛騨久々野ではお腹がパンパンの子持ち鮎が釣れているのですが昨年の大洪水の護岸工事が終わる前にまた大雨が降ってしまって増水がなかなか引かずに大きく育った鮎達も流されてしまったようです。

FDF294C6-F7F1-4129-8F40-AB4B30BA901E.jpeg今年は特大の子持ち鮎はございません。残念です。

ですが、それ以上に緊急事態も伸びてしまいました。要請中は休業する判断をしたので9月いっぱい営業なしとは経験のない事を生きているうちに目の当たりにするんだとこれからのサービス業のあり方を模索しつつ10月からのふぐシーズンに向けて準備して参ります。